オープンファクトリー
友人に誘われてオープンファクトリー巡りをしてきました。
お邪魔したのが↓の3か所。
弊社のある燕三条地区は、
世界に誇る技術が集積されている、
「ものづくりの街」であるわけですが、
製造業に従事していない人だと、
工場の中の様子を見る機会はあまりなく、
また、ファクトリーがオープンになっていると言っても、
少し気後れしてしまうトコロもあるので、
友人が誘ってくれたのは渡りに船でした。
まず、最初にお邪魔したのが諏訪田製作所。
あの、世界のSUWADAですね。
私もSUWADAの爪切りを愛用してますが、
爪がサクッと切れる感触がたまりません
工場に入るとまず気付くのが、
すべてが黒塗りになっていること。
工場内の床・壁・天井はもちろんのこと、
機械やエアコン、電気スイッチまですべてが黒く塗られており、
さらに作業をしている方々のユニフォームまで黒で統一されていました。
経営者のこだわりが徹底されていて、
それが下で働くスタッフにしっかり伝わって、
こだわりの製品につながっているのを感じました。
働く人達が同じ方向を見ているからこその推進力なんだろうな。
オープンファクトリーもSUWADAが先駆けだったように記憶していますし、
さすが「世界のSUWADA」でした。
※残念ながらファクトリーの写真を撮り忘れました。
続いてお邪魔したのがマルマオ。
箸で有名ですよね。
ファクトリーの様子がコチラ↓
削りカスなどのゴミがほとんど落ちていず、
とてもキレイでした
また、働いている方々が若く、
特に女性の人数が多いのも驚きでした。
女性のセンスが製品のデザインに生かされてるのかな。
ショップで箸を買いたかったけれど、
さすがに簡単に買える金額ではないので、
いつか自分にご褒美として買えるといいなぁ・・・。
最後にお邪魔したのが藤次郎。
コチラは包丁で有名ですね。
弊社の近くにファクトリーがあるので、
私も調理をする甥っ子に、
就職祝いの包丁を買い、
レーザーで名入れをしてもらったコトがあります。
ファクトリーの様子がコチラ↓
この後で行ったナイフアトリエを見学していたら、
そこの職人の方が作業の手を停めて、
わざわざ細かく作業の説明をしてくれました。
ナイフアトリエでは流れ作業ではなく、
包丁の刀身からハンドルまで、
一人の職人が担当して仕上げるそうで、
日本刀の製作現場に近いような空気を感じましたし、
説明をしていただいた職人の方からは、
情熱とプライドを感じました。
すべてのファクトリーを見て感じたコト。
それは、変えるコトと守るべきモノにメリハリがあり、
明確になっているってコト。
守るべきモノを大切にするあまり、
変えるコトに対する不安が付きまとったり、
守るべきモノを大切にせず、
簡単にコロコロ変えてしまって進む方向が良くわからない、
なんてコトが上記の3社にはないように感じました。
私は製造業に関わってもなく、
ましてや経営者でもありませんが、
いろいろとすごく勉強になりました。
オープンファクトリー巡り。
単純に楽しいし、
業種や立場や世代に関係なく、
いろいろと感じるものもあると思うので、
オススメですよ
\(^o^)/ ヤマダ
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